2019ゴールデンウィーク九州ツーリング<計画編>

天皇譲位・改元の祝日に伴う10連休

今年のGWは九州をほぼ一周するロングツーリングに出かけることにした

連休になることが決定した当初は「ツーリングをするとしても東京から2泊3日程度で行ける近場がせいぜいだな」等と考えていたが、周囲のライダーたちが連休を目一杯に使ったロングツーリング計画を楽しそうに練っているのを見るにつけ、徐々に「こういう機会でもないと、北海道や九州に足を伸ばす機会はないかもしれない」と思うようになっていったわけだ

その中でも今回九州に目的地を定めたのは、昨年のGWに中国地方へツーリングに出かけたことが影響しているかも知れない

それはメイン目的地を出雲大社と定め、日本神話ゆかりの場所を巡るというプチテーマを定めてのツーリングだった

そのためにわざわざ古事記も購入してしっかり予習もして臨んだツーリングだったのだが、日本神話では中国地方と同等か、あるいはそれ以上に九州地方が舞台となっている場面が多くあった

当然、通常のGW日数では中国と九州の両方を走破するというのは無理な話で、九州地方は後の機会に、ということで落ち着くこととなる

そういったわけで、以前からもし九州を周るならどういうルートか、というシミュレーションというか妄想だけはちょくちょくしていたのだ

まあ、結果的には非常に楽しい旅となった中国地方ツーリングだったが、同時に、こと神社仏閣や旧跡を回る事を旅の至上の目的とするなら、やはり新幹線・飛行機及び現地の公共交通機関を利用する、あるいはそういった趣旨のツアーが組まれているのでそちらを利用する等した方が勝手が良さそうだ、ということも感じた旅であったので、今回は特に日本神話めぐりに拘ることはしないことにした

さらに、日本にいるときにはよくマスツーリングに出かけていた当時海外赴任中の友人T君が、GWには赴任を終えて帰国している予定だったので誘いをかけてみたところ乗っかってくれたので、愉快なマスツーリング道中と相成ったのだ

 

当然、往路・復路のどちらかは東京-北九州間のフェリーを利用しようと思っていたのだが、このフェリーの予約が取れないのなんの

さすがに往復共に自走では体力的に厳しいということで、予定を変更して行き先を東北あたりに変更しようか等といった話もあったが、最終的にはT君の手柄によって復路のフェリーが、ただし客席は満席なので、バイクのみ積載OKという予約が取れたので、行きは自走、帰りはバイク2台をフェリーに乗せ、人間は新幹線で帰京、二日後の早朝に東京湾に着くバイクを受け取りにいく、という何ともトリッキーな行程に決着した

頭とケツが決まってしまえばあとは楽なもの、テントを担いでの旅なので、宿に予約を入れている数日を除けばどこへ行こうが自由、最終的に5/4日新門司港へ辿り着きさえすればいいのだ

そんな緩い思考で、臨機応変をモットーになんとなくのルート計画だけを持って挑む火の国九州

果たしてこのスタンスが吉と出るか凶と出るか

その答えは東京行きの新幹線に乗車した頃にわかるだろう