2019ゴールデンウィーク九州ツーリング<準備編2>

さて、お次は寝具関係

シュラフ

シュラフマット

以上、シンプルなものである

シュラフアルファライト500(ISUKA)という化繊モノ

これ、おそらく15年以上前に買った代物

今は亡き池袋秀山荘で買った記憶がうっすら蘇ってくる

しかし、まったく劣化が見当たらない

まあ保温性とかはもしかしたら落ちてるのかもしれないが、臭いも汚れもない

改めて自分の物持ちの良さを感じる

マットの方は昔ながらの銀マット

ブランドとかは知らない

 

そして、食卓関係

・テーブル

・椅子

・焚き火台

・トング

・バーナー

・ガスカートリッジ

・コッヘル

カップ(☆)

・ナイフ(☆)

・カラトリー(☆)

・クーラーバッグ

・ライター

・ランタン(☆)

・ウォーターバッグ

・その他

例によって☆が新規購入品

この中で最大の問題が焚火台、焚火ピラミッドグリルEVO-L(ロゴス)

サイズ的にシートバッグにぎりぎり入るくらいの幅で、これを入れるとほとんどシートバッグを上げ底にしているかのような状態になってしまう

厄介なのは、これを使用、ないし収納しようとすると、一旦シートバッグの中のモノをすべて出してからでないとならないというところ

日帰りののんびりしたキャンプならいざしらず、早朝出発が望まれる周遊ツーリングでは、焚火の後処理を翌朝にやらなくてはならない状況になってしまうと、パッキングを一からしなくてはならないので、時間的になかなか痛い

まあ、実際今回の旅で、どれほど焚火あるいはバーベキューをやる機会があるかは不明ではある

どうしても翌日のスケジュールが詰まっている場合は焚火は諦めるしかないだろう

ちなみにこのピラミッドグリル、今は廃盤の商品である

現在ロゴスから出ているピラミッドTAKIBIというのが後継シリーズのようだ

なんでも五徳やら串焼きプレートやら、EVOには無かった様々な機能が標準装備らしい

欲しい

カップは今までステンレスのモノを使っていたが、今回シリコンの折りたたみ式のものを購入

IHOVENというメーカーらしいが、中国の会社だろうか?

届いたパッケージに「私は折りたたみ式のコップです」みたいな一人称の紹介文が書いてあって一瞬「ブフォッ」と噴き出してしまった

ナイフはオピネルを買っておけば間違いないとのことなので、オピネルのステンレスを選んだ

そこまで凝った料理をするつもりは端からないので、切れ味や使いやすさより収納優先といったところ

カトラリーセットはコールマン

ナイフ、フォーク、スプーン、箸の4点セットだが、ケース付だとなぜか裸で注文するより3000円以上プラスされる

ケースなんてなんでもいいので、オピネルと一緒にコクヨのペンケースにぶち込んだ

ランタンはamazonでレビューのよかったUbetterというメーカーのものを購入した

電池式とUSB充電式があり、電池式2個よりも充電式1個のほうが高いが、ここは充電式を選択

今回はモバイルバッテリー持参で、さらにモバイルバッテリーの方は残量が少なくなったら日中バイクのソケットに繋いでおけばいいので、残量ゼロになることはほぼないはず

電池を買い置きしておくのはスペース的には大したことはないが、万一電池が切れて交換となったときに、どこにしまったか分からなくなったら鬱陶しいしいので回避

明るさも、充電式のほうが光量が上のようだ

それ以外で言うと、テーブルはド定番・鹿番長のアレ、椅子はElblusとかいう謎のブランドのヘリノックスもどき、トングとライターは100均、ウォーターバッグはブランド不明、コッヘルはプリムス

バーナーガスクーラーバッグキャプテンスタッグ

テーブル、椅子は濡れようが構わないので外積みである

ちなみにリストの「その他」には調味料やら油やら洗剤が含まれており、これらはフィルムケースに少量ずつ入れておく

他にはたわしや激落ちくんなども持参する

しかし、こうして書き出してみると、思った以上に品数が多い

今回はマスツーリングとなったので、本来なら分担できるものは分担するべきか

実際に複数人でキャンプに行った際、バーナーを全員が持ってきていても一つしか使わないなんてことも間々ある

とはいえ、リスク分散や時短といった意味で言えば各々が持参する利点もあるだろうし、これだけ細々したものだといちいちすり合わせをするのも面倒になってくる

今回のような旅とはまったく別に、本格的な料理を作って食べるだとか、スクリーンを持参して映画を上映するだとか、そういう明確なコンセプトがあれば、装備を分担して集うのもまた面白いかもしれないが、それはまた別の機会に

2019ゴールデンウィーク九州ツーリング<準備編1>

思い返すと、2泊以上のロングツーリングは昨年のGWの中国地方ツーリング以来だ

その間、ちょくちょくデイキャンプ、または1泊のキャンプツーリングはしているが、やはり日数が伸びると必要な準備も異なってくる

とはいえ、1年の間にちまちまと装備を買い足していっているので、以前苦労した点についても多少の改善は図れているはずだ

現在この記事はパッキングしながら執筆中である

所持品は書き出して行ったほうが整理も捗ると思って始めたのだが・・・

色々思いついては、ついついそこまで必要でない便利グッズをポチりたくなってしまう

すでに前々日だというのに、今からでも注文が間に合ってしまうという配送システム

人間を堕落させ、財布は軽くなる

おのれアマゾン・・・

 

さて、今更ながら私の愛機は、2016年式ヤマハYZF-R3である

320ccという、悪く言えば半端、良く言えば痒いところに手が届く排気量

そして緩すぎもせずなくキツすぎもしない乗車姿勢

高速道路も、ガンガン飛ばすのは無理でも100km巡航ならそんなに苦もなく走れる

一方、思いついたときにヒョイとまたがって走り出せる軽快さを持ったイカした奴である

 

積載については常用しているのはミニフィールドシートバッグ(TANAX)

正直キャンプ用としては心もとないかもしれないが、普段使いには十分な容量だし、サイド部分を広げればそこそこ大きなものでも意外と収納できる

おそらくキャンプ用としてはキャンピングシートバッグ(同)を使うのが正道なのだろうが、「容量が足りなかったら外付けすればいい」の精神で、頑なにこれを使い続けている

どうせ買ってもキャンプのときにしか使わんし

そして去年の今頃にはなかったサイドバッグサポートセット(DAYTONA)+マルチフィットサイドバッグM(TANAX)

このサイドバッグサポートは金属の棒がリアカウルに沿って伸びているだけなので、サイドバッグを装着していない状態でもあまり見た目に違和感がない

マルチフィットサイドバッグMは容量が片側28Lだが、形は流線型なので大きなものは意外と入らないかもしれない

私は左右共にテント関係のものを入れ、余ったスペースに小物を詰め込んでいる

それまでキャンプツーリングの際は、テントはもろに外付け、前述のミニフィールドシートバッグになんとか括り付けていたという有様だったので、これらを購入してパッキングのストレスが飛躍的に軽減された

まあこれもキャンプのときにしか使わんのだけどさ

さて、テント関連の装備は以下のとおりである

・テント

・グランドマット(☆)

・インナーマット

・ペグハンマー(☆)

・スタンディングテープ(☆)

☆が付いているものは今回のツーリングのために新規購入した装備だ

グランドマットやペグハンマーは今まで持ってなかったんかい!くらい言われてもしかたないような基本装備だが、グランドマットは一泊ならテントが汚れても次の日帰ってから洗えばいいし、ペグハンマーはその辺の石で代用できるまたは誰かに借りればいいので必須というわけではなかった

しかし今回はそういうわけにはいかんだろうということでこれを機に購入

そしてスタンディングテープというのは現在のメインテントステイシーST-2(ogawa)に独特のオプションで、インナーテントより先にポールを立てフライを張るための紐で、雨や雪の日にまずフライを張ってしまうことで、フライの中で濡れずにインナーテントを設置することができるというものだ

これに関しては買うかどうか物凄く悩んだ

なにせただの紐なのに6000円強する

雨の中でのテント設営・撤収が大きなストレスを伴うのはわかっているが、どうも割高感が拭えなかった

だが、どうやらGW前半はあまり天気がよろしくないとの予報を見て、観念して購入に至った

元を取るために九州から帰ってきた後も、これからは雨の日でも積極的にキャンプに出かけようと思う

本末転倒な気もするが

2019ゴールデンウィーク九州ツーリング<計画編>

天皇譲位・改元の祝日に伴う10連休

今年のGWは九州をほぼ一周するロングツーリングに出かけることにした

連休になることが決定した当初は「ツーリングをするとしても東京から2泊3日程度で行ける近場がせいぜいだな」等と考えていたが、周囲のライダーたちが連休を目一杯に使ったロングツーリング計画を楽しそうに練っているのを見るにつけ、徐々に「こういう機会でもないと、北海道や九州に足を伸ばす機会はないかもしれない」と思うようになっていったわけだ

その中でも今回九州に目的地を定めたのは、昨年のGWに中国地方へツーリングに出かけたことが影響しているかも知れない

それはメイン目的地を出雲大社と定め、日本神話ゆかりの場所を巡るというプチテーマを定めてのツーリングだった

そのためにわざわざ古事記も購入してしっかり予習もして臨んだツーリングだったのだが、日本神話では中国地方と同等か、あるいはそれ以上に九州地方が舞台となっている場面が多くあった

当然、通常のGW日数では中国と九州の両方を走破するというのは無理な話で、九州地方は後の機会に、ということで落ち着くこととなる

そういったわけで、以前からもし九州を周るならどういうルートか、というシミュレーションというか妄想だけはちょくちょくしていたのだ

まあ、結果的には非常に楽しい旅となった中国地方ツーリングだったが、同時に、こと神社仏閣や旧跡を回る事を旅の至上の目的とするなら、やはり新幹線・飛行機及び現地の公共交通機関を利用する、あるいはそういった趣旨のツアーが組まれているのでそちらを利用する等した方が勝手が良さそうだ、ということも感じた旅であったので、今回は特に日本神話めぐりに拘ることはしないことにした

さらに、日本にいるときにはよくマスツーリングに出かけていた当時海外赴任中の友人T君が、GWには赴任を終えて帰国している予定だったので誘いをかけてみたところ乗っかってくれたので、愉快なマスツーリング道中と相成ったのだ

 

当然、往路・復路のどちらかは東京-北九州間のフェリーを利用しようと思っていたのだが、このフェリーの予約が取れないのなんの

さすがに往復共に自走では体力的に厳しいということで、予定を変更して行き先を東北あたりに変更しようか等といった話もあったが、最終的にはT君の手柄によって復路のフェリーが、ただし客席は満席なので、バイクのみ積載OKという予約が取れたので、行きは自走、帰りはバイク2台をフェリーに乗せ、人間は新幹線で帰京、二日後の早朝に東京湾に着くバイクを受け取りにいく、という何ともトリッキーな行程に決着した

頭とケツが決まってしまえばあとは楽なもの、テントを担いでの旅なので、宿に予約を入れている数日を除けばどこへ行こうが自由、最終的に5/4日新門司港へ辿り着きさえすればいいのだ

そんな緩い思考で、臨機応変をモットーになんとなくのルート計画だけを持って挑む火の国九州

果たしてこのスタンスが吉と出るか凶と出るか

その答えは東京行きの新幹線に乗車した頃にわかるだろう